2015年1月18日日曜日

マジックの趣味としての楽しみ方④(コレクター)

マジックの道具をとにかく集めたい

という楽しみ方についてお話しします。
マジックの道具は分野により色々あります。また、お手製の製品も多く、結構簡単に絶版になってしまうことから、希少性も高く、コレクターの心をくすぐります。
一時期は一般書籍で売られていた【あそびの冒険シリーズ】5冊が某有名サイトで絶賛されたことからあっという間に品切れになり、5冊1万円程度だったのが数万で取引され、最後はあまりの人気に再販された例があります。その際、ハードカバーからペーパーバックに変わったにもかかわらず、価格は2万円程になってしまいました。なので、こういう貴重品を持っている方は知り合いから狭い範囲ではありますが、良かれ悪しかれ、尊敬と羨望を勝ち得ることとなります。

具体的にどのようなマニアがいるかを示します。
(例1)トランプマニア。USPlaying社のトランプでBicycle Rider Backと呼ばれるものがマジックの世界では最も使われています。通常は青裏、赤裏で準汎用品で黒裏とかがあります。しかし、このトランプには緑や黄、オレンジ、果ては金や銀など多種多様な色が存在し、そういった色違いを集めている方がおられます。
それ以外にもカジノで使われていたカードや特殊な裏模様の物など、まさに、コレクターのために存在しているようなアイテムで、収集に終わりが来ることがまずありません。

(例2)マジックの道具には高品質のものが存在しております。有名なものとしてコレクターズワーク というヨーロッパのメーカーの道具があります。これらはクロースアップの道具で数万円するようなものであったりしますが、これを大量に保有しているマニアの方がおられます。既に絶版になっているものが多く、骨とう品的価値が高いものとなっています。

(例3)他の分野と同様に古いマジック書籍を買い集めている人がいます。これまた、もう掲載されているマジックの実用性とか関係なしに、集めまくっています。
こういった方々の姿は、『11枚のトランプ』(泡坂妻夫)の登場人物、鹿川舜平として描かれています。

(例4)トランプ柄(♤♡♧♢)などのアイテムを集めている方がおられます。かばんや財布、ハンカチ、クリアファイル等々、実に色々集められています。女性に多いようです。

この他、コインやコインボックス、リングなど、集める対象は色々あります。

ネット上を調べれば、100均マジックを集めまくっている人など、想像もつかないものを集めている人が存在しますので、お好きなものをかき集めてみてください。

特に結論はありませんが、自分の気に入ったものを集めてください。 ただし、この分野で突き抜けようと思いますと、家財道具全てを投げ打ち、掘り出し物のありそうなところにあちこち顔を出すという、これさえあれば他に何もいらないくらいにならないと、不可能です。一般の方はほどほどにしておきましょう。たぶん家庭が崩壊します。

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