2016年10月20日木曜日

大人数にマジックを見せる⑥‐2(気楽に練習・披露ができないこと)

前回からの続きを『マジックでボランティア活動をするには
参考:http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n374996

のサイト様からお借りする勝手にコラボ企画としてお届けします。
maskedama所属サークルの例を継ぎ足せば、各サークルの実態が分かっていいと思いますので、比較しながら読んでみてください。

⑥何分ぐらい演技するの?(追記)
演技時間は10分から15分、20分、25分、30分と5分単位くらいで時間調整できるようにしておくと良いです。当然長時間のマジックになると、お客様と話しながら行うようなマジックで時間を延ばすことになりますが、あんまり長時間一人で行うと、どんな上手い人でも観客に飽きが出てきます。

⑦失敗したら他のメンバーの迷惑にならない?
たいていの場合は迷惑になりませんが、ショーのオープニングで失敗するのだけは避けましょう。最初から失敗してしまうと、結構グダグダのどうしようもないショーになる可能性大なので、オープニングマジックは失敗しにくい、自信のある演目にしましょう。
途中で失敗しても、観客からしたらわざとなのかどうか区別がつきませんので、そこで色々笑いを取ったりすれば、より楽しいショーに仕上がったりします。

⑧現場(公演場所)までの移動手段は?
自動車の人と電車とバス等公共交通機関利用の人が混在しています。 割と都市部だと公共交通機関も存在するので、そこまで不便はないですが、たまに駅から遠い場合はお願いして迎えに来ていただいたりする場合もあります。(デイサービスとかでは送迎用の車両を持っていることが多いため、お願いすると結構な割合で最寄り駅まで迎えに来てくれます)。無理な場合はタクシーで移動となりますが、めったにタクシーまで使うことはありません。

⑨荷物(マジック道具)は多く持っていっても大丈夫?
持っていけるのなら多く持って行っても大丈夫です。自動車移動の方は結構あれこれ荷物多いようですが、公共交通機関移動組は体力的にしんどいので、キャリーバック1個程度に納まるくらいの道具でマジックを行っています。なので、マジックネタ購入時にはバックに入るサイズ、コンパクトになるかどうかも重要なポイントとなります。
自動車移動なら別にイリュージョン道具を持って行っても構わないでしょう(アシスタントいないとできませんが)。


⑩得意なネタをどんどん披露して良いの? 
もちろん得意なネタ、良く練習したネタを披露してください。得意でないネタや新ネタは、得意ネタの合間に実験的に入れるようにして経験値を上げて行ってください。
当然複数で出演する場合はネタ調整しないと、同じような演目になってしまいます。
とあるイベントでは私の前に他のマジックサークルによるショーが行われることが下見の時に判明し、他サークルの演目を事前に教えてもらえるようお願いしたことがありました。屋外イベントだったため、ものすごいネタ被りしていて、制約あって大変な思いをしました。なので、イベント出演時、他にマジシャンの出演あるかどうかを確認しておいた方が良いです。(普通の方はマジックショーが同じイベントに2回存在することの大変さを全く気付いていません) 

得意ネタを披露しても、客層によって反応異なることありますので、その辺りは客層を考慮して、自分のやりたいネタではなく、客の理解出来るネタにする必要があります。

※お年寄りにカード当てとかで覚えさせるのは止めておいてください。 覚えるのが大変です
※音が出たり、血が出たりとか手に蜘蛛がくっつくようなギークマジックはたとえ自分が好きでも、あんまりお客さんに対して望ましくないので止めておいた方が無難です。
※得意なネタとは言っても、手順構成を考えずに適当に道具を持って行って適当にマジック演じてしまっては、ショー全体としての印象が弱くなります。ちゃんと起承転結、序破急考えてやりましょう。 驚き+驚き+驚き+驚き では単調になるので、コメディー系の息抜きも入れた方がショーが盛り上がります。
※全員が受けるマジックショーというのはとても難しいですので、反応が多少悪くても、演技中は気にせずマジック続けてください。終わった後に反省して今後の演目構成どうするか悩んでみましょう。

また次回に続きます。