2015年5月31日日曜日

クロースアップマジック習得の手順②(やりたいマジック)

前回、やりたいマジックといっても、色々な観点から検討が必要ということを書きました。
今回はそのうち、現象としてやりたいことについて述べます。

これはもう単純に、TVで某有名マジシャンがやっていたから私もやってみたい、とか、マジックバーで見たマジックを私もやって人気を得たいとか、合コンで誰かがやっていたマジックを習得して自分もモテるぞ、とか、比較的自分の感情に従うため簡単です。

TVで有名マジシャンが演じたネタは一気にマジックショップでもネタが売切れたりすることが良くあります。それだけTVの影響力は今でも大きいようです。そして、TVで演じられたマジックはYoutubeなどにアップロードされ、2ちゃんねるの手品板ですぐに話題になりますので、そこをよく観察すると、なんというネタかは分かります。
最新の話題作であるなら、すぐにマジックショップで購入手続きをすれば、やりたいマジックの情報が手に入ります。
とても簡単ですね。

難しいのは、TVで演じられたネタがとても古いネタで今は手に入らない道具を使っている場合です。自分で似たようなものを作ったり、探したりできる場合はそれで代用します。見つからない場合は、ヤフオクのおもちゃ・手品カテゴリーやeBayのmagicカテゴリーなどのネットオークションを閲覧していると出品されていることがあります。どうしても入手したい場合は金に糸目をつけずつぎ込んで手に入れましょう。後で両親や奥さん、彼氏・彼女にしかられても責任はとれませんが。

次にマジックバーや合コンなどで見た演目をやりたいと思った場合。Youtube動画などで似たような演技が見つかれば、後は同様にネタを何とか仕入れればOKです。動画を見てもわからなかった場合、マジックバーの方にお金出すからレクチャーしてくださいと頼んでみましょう。上手くいけば教えてくれるかもしれませんが、一蹴されるかもしれません。ただ、言ってみないとどうなるかはわからないので、行動してみましょう。

合コンで見た場合なども演じた人本人にレクチャーしてもらうようお願いしましょう。ただ、普通のアマチュアで嗜んでおられる方なら、単に種を知りたいだけ、と思われる人に教えてくれることはないので、本気で練習して本気で披露したいことを伝えた上でお願いしましょう。
それでも教えてもらえなければ、手あたり次第マジックの本やDVDでそれらしいものを買い集めていきましょう。そうすると、演じたいと思ったマジックのヒントが得られます。ただし、そこまで熱中すると、最初やりたいと思っていたマジックなどどうでも良くなっている可能性が高いです。

やりたいネタを見つけるためのネットショップの選び方についてはまた後日、別シリーズとして記事にできたら、と思います。

2015年5月30日土曜日

クロースアップマジック習得の手順①(導入編)

クロースアップマジックの道具については説明をしてきました。
今回からは具体的な練習方法に入ります。

習得すべきことは
⓪行いたいマジックを探す
①マジックの現象を起こすために必要な物理的動きを身に付ける
②セリフを身に付ける
③マジックの物理的動きを身に付けながらセリフを話す
④一人で①~③までの動作が身に付いたことを確認する
⑤身近な人や実験台になってくれる方に見てもらい、問題点の指摘を受ける
⑥実践でマジックを行う
⑦実践での結果をフィードバック

ということになります。
本シリーズもステップバイステップで説明していきますので、よろしくお願いします。

まず、⓪の項目です。何はともあれ、自分のやりたいマジックを探すことから始めます。TVで見たとか、Youtubeのあのマジックとか、マジックのネットショップで売っているので気になったあのネタ、とかこの際なんでもOKです。それさえ見つからない人は取りあえずマジック教室やマジックディーラーの所に通って、何か初心者向けのマジック教えてください、とお願いしてください。自分でやりたいマジックを見つけられない人にはそんなしょうもないネタやりたくない、とか言う資格はありませんので、強制的に決めてもらいましょう。
大体ですが、やりたいことが自分で決められない方は大抵マジックからすぐ離れていきます。ですので、本ブログでは自力で何とかしたいが、指針が欲しい、という方を対象にしております。

 本当のことを言うとクロースアップマジックでも初心者向けでないネタとか角度に制約があるとか、ギミックの改めができないとか色々あるのですが、それはマジックを習うことになれたベテランだからそんなことが分かるのであって、初心者にはわからないことです。ですので、この⓪の項目は非常に奥が深く、自分のやりたいこと、というのを明確にしておくことが重要なのです。

やりたいことも中身が分かれ、
①現象としてやりたいこと
②道具としてやりたいこと
③シチュエーションとしてやりたいこと
④パーソナリティーとしてやりたいこと 
⑤予算的にやりたいこと
⑥持ち運び的にやりたいこと
⑦マジックを見てくれる人を考慮したやりたいこと

など、あまり考えたこともないことを考慮してやりたいことを決める必要が出てきます。 

やりたいことのセレクトについては詳細を次回以降に説明していきます。


2015年5月27日水曜日

ふじいあきらマジックショー鑑賞

マジックを勉強するうえで、生でマジックを見ることも非常に勉強になります。しかし、意外とマジックをやっている人は人のやるマジックなんて大して興味ないよ、とお金を出してまで見に行かなかったりします。

ということで、5月24日(日)にカードシャークにてふじいあきらマジックショーがあるとのことで、事前に費用を銀行振り込みしてきて、見に行きました。
20名の定員で19名とほぼ満員状態でした。お客さんのほぼ全員が男女カップルでのご来場のようでしたが、私の場合は非常識なのか、一人で浮いていたようですが、そんなことを気にしていてはいけません。

ショーは前半・後半の2部構成ということで、内容を備忘録かねて記録しておきます。演目は覚えているのですが、順番やや間違いある場合もありますが、ご了承ください。
(前半):スポンジボールのルーチンで、最後は小さなスポンジが大量に出るノーマルのルーチン。何となくチ○○の怪しげなものが出ると予想していましたが外れて一安心です。
次はミッキーマウスの印刷してある鏡を使ったパドル風マジック。最後はミッキーマウスが3次元化します。
ここで、ふじい師は『メンタリズムって流行りましたね。私も全員の心は読めませんが大体の人の考えていることはイメージできます』と意味深な発言で興味を引きます。『いつカードが口から出てくるのかな、と思っていますね』という導入でトランプマジックに入ります。
『マジシャンは器用だと思ってますよね』とファンカードやリボンスプレッドを行い、ワンハンドシャッフルして、またしばらくシャッフルすると、カードがAからKまで揃ってしまうというマジックします。その後に口からお約束のトランプ出しながら、カードを2枚選ばせます。一人目のトランプ当てた後は二人目のトランプがカードケースの下から出てきます。
『コインマジックも得意なんですよ。昔は良くやってたんですけど最近はあまりやらなくなりました。何故なら、地味なんです。』と言いながらコインパスを取り出し、チンカチンク、コインマトリックス、3フライからコインが大きくなったり(ジャンボコイン)小さくなったり
レギュラーコイン)します。
前半最後はチョップカップからレモンが2個出てきて締めます。

(後半):ストローを用いてリンキングシガレットと同じ現象を行います。
最近発売された3シェルゲームの生演技。最後はショットグラスの下に玉がいつの間にか移動しています。
お客さんに好きなカード言ってくださいと尋ねると『ありません』と答えられてしまいます。ここでふじい師は動揺することもなく『そうですよね、普通の人は好きなトランプとかないですよね。』という感じで話をつなぎ、自由にカードを言ってもらうとダイヤの9とのことに。デックを広げますがダイヤの9だけは見つかりません。しかし、大阪のお客さんは一味違います。『こいつの言ったダイヤのキューというのはQのことやで!』。さすがにふじい師もその切り返しは予想していなかったようですが、自由なカード言った本人が9です、といったので、無事カードケースからダイヤの9が出てきて成功です。
そしてダイヤの9でアンビシャスカード風に上にカード上がってきますが、もっとビジュアルに上げます、ということで、デックから1枚カードを突き出した状態で徐々に上に上がっていくのが見えます。さらに表向けにしても同じことをやります。
次はちょっと練習中のマジックなんですが、といって3枚のカード(A、2、3)を用いて3カードモンテ。見事にAの場所を当てられないのですが、本人曰く、最後のオチがどうしようか、ということで試行錯誤中らしいです。
エッグバックで卵と柿が入れ替わり、最後はショットグラスから飲み物が出てきます。意外性に皆さん驚いていました。
最後はルービックキューブのマジック(コラボキューブ)。生で初めて見ましたが、最後揃えるところはさすがに本家だけに素早かったです。
といった感じでマジックショー終了しました。

最後は自由時間でふじい師と写真撮影やサインもらえるということで、他の方はお店でバイシクルのカード買ってサインもらったりしていましたが、私は持参のテンヨーから出てたスーパーコインマジックにサインもらってしまうというマニアぶりを発揮してしまいます。

まとめますと、
①有名な方のマジック見に行くときには異性の方を誘っていきましょう。
②多少想像のつかない突っ込みがあっても切り返す会話力をつけるか、会話力ない場合には想定問答集を作って対応策練っておくべきだな、と思いました。
③ふじい師はやはりとんでもないテクニックを駆使していることが目の前で見て分かりました。
④カードマジック以外のクロースアップもいっぱい見られて楽しめました。
⑤やはり自分らしさを出してマジックすることが大切なんだな、と感じました。人まねではない、何か独自性を出すよう頑張っていきたいと思います。
⑥ただし、バーの端の方からは人が動いたり、手を立てたりしてものすごい見にくかったので、あんまりテーブルを使わないマジックにしないといけないのだな、と感じました。そういう意味では比較的テーブルに置く動作少な目だったので、見やすかったと思います。

ということで、皆さんも是非生でマジック見に行って、色々なことを感じたり学んだり、憧れたりしましょう。