2015年5月30日土曜日

クロースアップマジック習得の手順①(導入編)

クロースアップマジックの道具については説明をしてきました。
今回からは具体的な練習方法に入ります。

習得すべきことは
⓪行いたいマジックを探す
①マジックの現象を起こすために必要な物理的動きを身に付ける
②セリフを身に付ける
③マジックの物理的動きを身に付けながらセリフを話す
④一人で①~③までの動作が身に付いたことを確認する
⑤身近な人や実験台になってくれる方に見てもらい、問題点の指摘を受ける
⑥実践でマジックを行う
⑦実践での結果をフィードバック

ということになります。
本シリーズもステップバイステップで説明していきますので、よろしくお願いします。

まず、⓪の項目です。何はともあれ、自分のやりたいマジックを探すことから始めます。TVで見たとか、Youtubeのあのマジックとか、マジックのネットショップで売っているので気になったあのネタ、とかこの際なんでもOKです。それさえ見つからない人は取りあえずマジック教室やマジックディーラーの所に通って、何か初心者向けのマジック教えてください、とお願いしてください。自分でやりたいマジックを見つけられない人にはそんなしょうもないネタやりたくない、とか言う資格はありませんので、強制的に決めてもらいましょう。
大体ですが、やりたいことが自分で決められない方は大抵マジックからすぐ離れていきます。ですので、本ブログでは自力で何とかしたいが、指針が欲しい、という方を対象にしております。

 本当のことを言うとクロースアップマジックでも初心者向けでないネタとか角度に制約があるとか、ギミックの改めができないとか色々あるのですが、それはマジックを習うことになれたベテランだからそんなことが分かるのであって、初心者にはわからないことです。ですので、この⓪の項目は非常に奥が深く、自分のやりたいこと、というのを明確にしておくことが重要なのです。

やりたいことも中身が分かれ、
①現象としてやりたいこと
②道具としてやりたいこと
③シチュエーションとしてやりたいこと
④パーソナリティーとしてやりたいこと 
⑤予算的にやりたいこと
⑥持ち運び的にやりたいこと
⑦マジックを見てくれる人を考慮したやりたいこと

など、あまり考えたこともないことを考慮してやりたいことを決める必要が出てきます。 

やりたいことのセレクトについては詳細を次回以降に説明していきます。


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