2015年1月31日土曜日

マジックの趣味としての楽しみ方⑬(職人)

⑫マジックの道具を市販の物よりクオリティー高く作ることに生きがいを感じている

マジックを演じるのに興味を持っていたはずなのですが、実際に市販の道具を購入すると、あまりの質の悪さに驚くことがあります。全てが悪いわけではないのですが、輸入物に多いです。
 そういった場合には、そのマジックをあきらめてしまうか、あきらめるには惜しい場合、自分で何とか作ってみよう、ということになります。
また市販品ではサイズが気に入らなかったり、自分の体形に合わない、といったことも生じます。

比較的、不満が生じるのはステージの場合、マジックテーブルです。これは自分の演じる演目によって、必要な形状が変わってくるので、中々ドンピシャのサイズや形のものがありません。
ということで、ベニヤ板や木ねじ、塗料、テーブルクロスとなる布、譜面台やカメラ三脚などを買ってきて、自作することになります。
他にウォンドは色々ギミック含め、自作した方が都合が良いようです。
あと、体に取り付けたり、あちこちに仕込んだりするギミックは自分の服や机に合わせて、工作したり、お裁縫したりすることになります。こうやっていくうちに段々と職人技を身につけていき、人からも作成をお願いされたりしていくようになります。

クロースアップでもカードに色々な特殊模様を印刷したり、絵を書いたりして、変なトランプを作っていくようになったりします。もうこの辺の加工はやはり職人技で、よっぽど売りネタよりきれいな発色で、絵もきれいだったりします。

今の時代、100均に行けば色々な材料が揃うので、相当なものが自分の気に入ったように自作するのが容易となっています。
もう作っているうちに、マジック演じるのなどどうでもよくなり、人が持っていないクオリティーで出来上がるのが楽しくて仕方がない、というマジック職人の道へまっしぐらです。

結論として、マジック道具は買うだけでなく 自分で作るのは楽しいです。マジックなんかしなくてもきれいに道具ができれば、満足できます。もうマニアックなプラモデルを作る人と同じ領域に入って、一生楽しんで行けるでしょう。

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