2015年1月30日金曜日

マジックの趣味としての楽しみ方⑫(体育会系)

⑪大学のサークルで強引に奇術部へ加入させられ、その体育会系ノリにはまっている

現実には大学の奇術サークルの経験はありませんので、想像の世界です。
大学の奇術サークルに強引、あるいは、クロースアップマジックができるものとして入った方、友達が入るから一緒に加入等々、他のサークルと同様にさまざまな理由で参加することにした人がいます。
 例として、数々のオリジナルトリックを販売したり、オリジナル作品を作るためのレクチャーとかをされている新沼研という方のブログに、どういった過程を経て大学奇術サークルに加入して、活動していたかが記載されております。

当初はクロースアップマジックをやっており、大学ではマジックサークルのある大学を選んで受験したというつわものですが、目的に反し、ステージマジック中心のサークルだったそうです。しかし、そのサークルで、前例など知らないまま突っ走ってオリジナル路線のステージマジックを行い、思い通りのことをやってしまうという、向こう見ずなことをやって楽しんでしまう結果になったようです。

詳しい内容は、 
参考文献:『A BLOG IN SECRETS』http://astudyinsecrets.com/blog_k/?cat=4
を読んでください。

元ネタは無くなってしまっていますが、”やる夫手品シリーズ(56回)”のまとめレビューに、見学からサークル入会、ステージマジックなどに嵌っていく様子がまとめられています。
参考文献:『教授の戯言』http://d.hatena.ne.jp/propateer/20100624/1277392664

学生マジックでは、複数人が演じる関係上、演目が被らないよう、種目というのが定められています。それは、ここでは詳細説明しませんが、カード、四つ玉、シンブル、シガレット、パラソル、フラッグ、ウォンド、ダンケン、等々の使う道具を決めて演技を構成するということになります。大体1つの演目を1年後のステージ発表会で披露することになりますので、まあ、それはマニアックな動きやとてつもなく難しいことも含めてできるようになります。そういった発表会では『学生アピール』という、静止時間が妙に長く、拍手をそこで求めるようなドヤ顔アピールを行い、身内で応援して楽しむことになります。
学生アピールについては下のブログにも記載があります。
 参考文献:『マジシャンYuji Murakamiのブログ』 ”「学生マジック」の「学生アピール」って” http://ameblo.jp/magicianyuji/entry-11967869663.html

他に、学生マジックサークル出身だった方に直接聞いた話では、サークルでは先輩が後輩たちを指導し、壁に向かって、シルクを一時間くらい振り続ける体育会的練習とかあったりしたそうです。
 また、他の方に聞くと、発表会の前は授業も出ずに一日中練習しまくって本番に臨んだけど、それでも震えは出たりするということで、緊張感を感じながらも頑張っていたようです。
大体は下級生がステージに出演し、上級生になると裏方になっていき、ステージに立たなくなるところが多いようです。
そして、学生マジックをやっていた人たちも、卒業してしまうと、披露する場所がなくなり、完全にマジックをやめてしまう人も結構いるようです。

ということで、運よく?学生マジックを堪能できる方は、今の間にやりたいことを思う存分やっておきましょう。そして、思いっきりのめりこんで、やり残しのないように燃焼してください。卒業後ではステージをやる機会がなくなるかもしれませんから。

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