2015年2月14日土曜日

マジックの始め方(クロースアップ導入編)

マジックの世界は既に書いたかもしれませんが、ものすごい入口が分かりにくく、閉ざされた世界となっています。その入口をこじ開けていく方法を少しずつ記事にしていきます。

『マジックの趣味としての楽しみ方』シリーズに記載したように、手品・マジック好きとは言っても色々なタイプがあることをお示ししました。ここでは、取りあえず、一般的にマジックを始める=手品を人前でできるようになる、ということを目指すものとして記事を作成します。

手品を人前で見せるとは言っても、ステージ・サロン系のように大人数の前で見せる場合と、クロースアップマジックのように近くで少人数に見せるマジックがあります。通常、すぐに大人数に見せる事情がないのであれば、まずはクロースアップマジックから始めることをお勧めします。理由は
①比較的使用する道具が安価である。
②比較的入門から上級向けの内容の書籍までが揃っている。
③割とすぐに人に見せる環境が得やすい。
④動きや体の使い方などのようなマジック以外の要素にとらわれることなく、不思議さに重点を置いてマジックを見せることに集中できる。
⑤指導者がなくても独学で学びやすい。
⑥持ち運びが便利で、即時対応が可能。
⑦一人でも楽しめるし、愛好家も比較的多い。
⑧練習の成果が出やすい。
⑨人前で演技する恥ずかしさが比較的少なく取り組みやすい。

といったことが挙げられます。
異論はあると思いますが、やりたいマジックが決まっていない場合は、クロースアップマジックから始めましょう。

こうやって書いているお前はどうなんだ、と言われると、私の場合、クロースアップマジックから始め、サロン・ステージ系の方が現在メインになってきております。これは人によるとしか言えませんが、普通にマジックの出演依頼を募集すると、たいてい、サロン系のマジックの依頼しか来ないため、やむなく、サロン・ステージ系の比重が高くなっております。
マジックのサークル活動している所もどちらかというとステージ・サロン系のマジックを教えている所の方が多いようです。
 しかし、それでも、私はクロースアップからスタートする方が心理的・経済的負担も少なくて済むし、メリットがあると考えています。

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