⑰マジックの心理面や理論面に興味があり、研究に没頭している
ついに、というかやっとというか、『マジックの趣味としての楽しみ方』連載も最終回に来ました。
マジックというのは起る現象は非合理的なものが多いのですが、裏でやっている作業は合理的なことの塊ですので、理系の理屈っぽい方の趣味となっている場合が多いです。そして、妙に高学歴の方が多く、理論面の研究もマニアックな方が多いです。
色々な方がおられるのですが、例えば
虚構の理 とか 40才ぶねお君のマジックブログ人気ナンバーワン!
とか色々あります。また、理論ではないかもしれませんが、研究としては、フレンチドロップのサイトにマジック研究家の石田隆信氏のコラムやマジックラビリンスといった、超専門的な本格的研究サイトなどが存在しています。
このあたりのサイトになると、私のようなにわかマジック愛好家からすると、よくこんなクレジット調べたな、とか、よくそんなマニアックなことを考えたり作ったりしたな、とかいうとんでもない次元の研究成果が公開されております。
こう考えると、マジックを演じなくても知的好奇心が色々満たされるような研究分野が広範囲に存在することが分かります。
しかし、過去のマジックを誰が考案したかを調べようと思っても、データベースがあるわけではないので、結局、オリジナルだ、と主張して、実は30年前に公開されていたマジックだった、とか、普通にあります。
そういう意味では是非、色々な分野で独自の研究を行い、マジック界に貢献していただけると、我々も助かります。
今回は『マジックの趣味としての楽しみ方』①~⑱を総括して述べますが、マジックは演じるだけ、見るだけの楽しみ方だけではなく、色々な楽しみ方があるので、他の楽しみ方を否定することなく、お互いを尊重して楽しんでいってもらいたいと本当に思います。
また、自分がマジックが好きだと思っても、本当はどの分野の内容が最も興味のあることかを理解した上で、マジックを生涯の趣味としていただければ幸いです。
以降の記事ではこれらの楽しみ方を考慮したうえで、さらに基礎的な知識を身に付けるための記事を作成していきたいと考えています。
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