2017年新年を迎えてまだこれで1つ目の記事という状態ですが、今回もヤフー知恵袋のマジック(手品)でボランティア活動をするには 記事で言及されている内容が他ではどうなっているかについて補足する形となります。
もちろん元の記事の方が自分でオリジナル構成されたものなので、そちらを是非お読みください。本ブログの内容はちょっとだけでも参考になれば、と思っています。
⑮クロースアップマジックしか出来ない(だけをやりたい)のですが・・・
基本的にマジック見せる活動しているサークルに依頼してくる方でクロースアップマジックを依頼する例はほとんどありません。
たまにクロースアップマジックでもいいよ、と言ってくれる所も少人数デイサービス等ではあります。ただし、お年寄りにややこしいカードマジックして、カードを引いたり、覚えさせたり何回もするのは演技の円滑性、エンタテイメント性の観点から、あまり望ましくない結果が生じやすいです。満足するのは演者だけ、といったことにならないよう、演目は気をつける必要があります。
どうしてもクロースアップマジックをやりたい場合は行きつけのバーやスナックを作って、そこでやらせてもらう、といった方法が良いかもしれません。
サークル所属されている方なら、サークルの月例集会等で見せる機会を確保できるでしょう。ただし、観客の目が肥えているため、一般の方のように驚いたりする反応はほぼ期待できないです。そのため、マジック見せて優越感に浸りたいような方には不向きな環境となっています。
⑯子供達はちゃんと観てくれるの?
ちゃんと依頼してくれた所なら、ちゃんと観てくれます。
もちろんマジシャンの力量が低くて最初から種見えたり、市販品そのままして『それ知ってる!!』とか言われてグダグダになったりすると、まず収拾がつかなくなります。
子供だまし、とか言ったりしますが、手品の場合は子供に納得させるのは大人を納得させるよりはるかに難しいです。
ちゃんと観てもらうためには
・演技構成は最初から起承転結考えておく。当日適当に持ってきた道具を演じることが無いようにする。
・オープニングアクトは大事なので、マジシャンらしく現象のはっきりした、失敗の少ない演目にしておく。
・子供たちが参加できるような問いかけのあるマジックを少し入れておく。
・市販の道具は意外と子供たちも持っていることがあるので、解説書そのままの方法では演じず、多少独自の演出にしておく
・マジックショー終了後、子供たちに取り囲まれることがあるので、道具はすぐに持って会場から離れられるようコンパクトにしておく。 あるいは手伝ってくれる人に来てもらい、1つの道具を片付けているときに、道具を触られないよう見張りしてもらう等の工夫が必要。
・子供たちは非常に目が良いので、精度の良い道具を使うこと。
・子供たちは種のことについて口に出していうのが好きなため
最初に、種が分かっても見えた、分かった、と言わないよう念押ししておく。
・・・と他にも色々工夫が必要です。
⑰効率の良い練習法は?
これについては
本ブログの大人数にマジックを見せる⑤(全身を見られるということの練習が難しいこと)にて説明してあります。
実際には本やDVDなどで演技のアウトラインを学び、動画に撮影して、少しずつ理想に近づけ、実戦の場でマジックを披露し、上手く演じられず悔しい思いをして反省、また練習、というのが効率良いと思います。
実際に演じる本番が無ければ、練習にも力が入りません。
本当はプロや教えてくれる人に直接教わり、ダメ出しするのが良いのでしょうが、お金や時間、師匠との相性が合うとは限らないなどの問題が生じます。お金があればプロに教わった方が良いでしょうけれども、最終的には自分一人だけで練習する練習量が上達具合に影響を及ぼします。
⑱マジック道具はどこで手に入るの?
道具については本ブログでもまとめているようなマジックショップで購入してください。 どのお店がどういった分野が得意なのかも記事にしていますので参考にしてください。
サークル所属していれば、他の会員の方が大抵色々な道具を持っているので、それぞれの道具の良し悪しを実際見たり聞いたりして確認できます。実戦で使える市販の道具というのはある程度限られてくるため、他の人とどうしてもネタ被りが生じてきます。
どうしてもネタ被りが嫌なら、道具を自作してある程度工夫を凝らせば、比較的人と違う内容の手品を演じることが出来ます。割と100均で材料を揃えて道具作ったりする人も多いです。
ということで、他人の記事に便乗シリーズ作成しました。
この辺の内容を見て、サロンマジック、ステージマジックやってみようと思う人が増えてくれれば、と思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿