以前にも記事投稿しましたが、2017年5月28日に再びふじいいあきらマジックショーを鑑賞しに行きました。少し前の内容になりますが、記事にしておきます。
2年ぶりのふじいさんのマジックショーですが、懲りずにおひとり様で鑑賞します。カードシャークでの開催、15時スタートの第二部で、 始まるまではビールやソフトドリンクをたらふく飲んで、本番に備えておきます。マジックショーは前半、後半の二部構成となっていました。
アロハシャツスタイルのふじいさんは最初にマジックを観る時の注意事項3原則①触らない、②見破らない、③報告しない、をコミカルに説明し笑いを取ります。
オープニングマジックはロープを取り出し、結び目を作り、手で揉むと結び目が消えます。『現象が地味ですね。もっと派手にしましょう』と大き目の結び目を作り、今度は結び目がロープから外れて輪っかがそのまま取れてしまいます。
続いては小さなお椀風の物を3つ取り出し、小さな豆を入れて、どこに移動するか当てるスリーシェルゲームを行います。最後はグラスを被せて絶対移動させられない状態にしますが、それでも当たりません。気づくと、空のグラスの下に豆が移動してしまいます。
コインを取り出し3フライのマジックからジャンボコインに変化したかと思うと、再び普通のコインになり、またジャンボコインに変化します。滅茶苦茶上手いので、本当に小さなコインが伸びて行ったようにしか見えません。
ここまで圧倒的な現象で観客を虜にした後、ようやくカードマジックとなります。2人のお客さんにカードを引いてもらいます。戻してもらったのち、1人目のお客さんのカードはテーブルに広げてお客さんに1枚触ってもらうと、それがお客さんのカードです。この後1人目のお客さんのカードがいつの間にかカードケースの下に移動しています。ちょっと残念ながら私の目の前近くにカードケースがあったため、置く瞬間に気付いてしまったのは私の目が腐っていたせいでしょう。
続いて2人目のお客さんのカードは裏表バラバラにシャッフルした後に1枚だけ裏向きになっており、それが2人目のお客さんのカードです。割とクラシカルなダイバーノンの方法っぽい感じですが、本当の所は良く分かりません。
前半最後は袋を取り出し卵を入れますが、柿が出てきたりするコミカルなエッグバッグです。最後は卵ではなくショットグラスに入ったお茶が袋から出てきて拍手喝采です。あんまり他の人で柿とか使う人見たことないので、ふじいさんのオリジナルなのでしょうか。これもそこまで文献見たわけでないので分かりません。
後半はストロー2本を使ったリンキング現象です。目の前、角度横でも何のその、貫通したり、抜けたりを繰り返します。後ろ向きで見せます、と言いながら全く現象そのものが見えない等のギャグを入れながらいい感じに演じます。ふじいさんも最近は禁煙したということで煙草ではなく、ストローやボルトで本マジックを行っているようです。
次にお客さんに手伝ってもらうマジックになります。1人のお客さんだけ後ろ向きになってもらい、 他のお客さんに袋の中の果物を見せます。トランプもすべて同じ果物の絵が描いてあります。1人のお客さんに前に向き直してもらいトランプを選んでもらいます。当然他のお客さんが見た果物と思いきや、別の果物の絵になっています。袋の中を見るとそれと同じ果物に変化しています。
引き続き予言の書のマジックです。最近市販されている物っぽいですが、現物持ってないので詳細は分かりません。赤裏と青裏のトランプをごちゃごちゃに混ぜます。適当に混ぜたはずなのですが、裏向きの赤トランプの枚数、表向きのトランプの枚数、表向きの数字が全て奇数と当てていき、1枚だけ偶数なのがスペードの4と最終的に1枚を見事的中させます。
ちょっと小ネタになり、小さい手鏡を用いたパドルマジックで、鏡にミッキーさんの柄が出現し、最後はミッキー人形が立体となって出現します。
ハンカチを2枚使い、結んでしまいますが、お客さんに渡そうとした時にはいつの間にかほどけてしまうスライディーニシルクのマジック。
最後はルービックキューブを用いたマジックで、途中は意外な揃え方で驚きを与えますが、最終的には片手であっという間に六面完成させます。
以上1時間近くのマジックショーでしたが、何度見ても時間はあっという間に経ってしまう濃厚なマジックショーでした。
ふじいあきらさんはトランプマジックがメインという印象ですが、クラシックなクロースアップマジックを自分なりのスタイルに工夫されて演じていることが多いです。2年前と同じ内容のマジックも多いですが、何度見てもリピーターが付くようなマジックを自分も演じられるようになれたらいいな、と感じました。
最後はふじいあきらさんと記念撮影会となり、何故か他のカップルさんの写真を私が撮ってあげていました。
こういったバーでクロースアップマジックを観る場合の注意点として、演者前に座っているお客さんは肘をテーブルについて、首を掌に載せたような恰好をしていると、遠くのお客さんが現象全く見えなくなるので止めた方が良いです。
マニアの方もふじいさんに技法やってもらうのは良いですが、他のお客さんも写真撮りたがっていた方がいっぱいいたので、そういった自己満足は後でたっぷりやるようにした方が良いと思います。
また見る機会があれば見てみたいと思います。
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